ゴールドムーン150個という莫大なコストと引き換えに入手が可能なルミナスシリーズは、騎空士さんにとっては憧れの武器と言っても過言ではありません。
各属性2種類ずつ存在するルミナスシリーズの中でも、
- 闇属性のエレシュキガル
- 土属性のフルンティング
- 水属性のフレズヴェルク
これら3つの武器は、特に取得している騎空士さんも多くその強さが全空に知れ渡っています。(特にフレズヴェルクについては、バレット素材集めの過酷さも有名ですね)
管理人の大好きな火属性のルミナスシリーズとしては刀武器種である「晩蝉」と槍武器種である「凱風絶刀」が存在しますが、上記の3種類と比べるとまだまだ取得人数が少なく使い勝手がわからないという騎空士さんも多いのではないでしょうか。
そこで今回、思い切って刀武器種であるルミナスシリーズ「晩蝉」を交換したので様々な面からレビューしていきたいと思います。
この記事はこんな人におすすめ
- 火属性ルミナスシリーズ「晩蝉」の性能が知りたい
- 剣豪ジョブで使用される頻度の高い「無銘金重」との比較が知りたい
- 晩蝉と相性のいいキャラクター、武器が知りたい
- 晩蝉を採用した高難易度フルオート編成が知りたい
なお、管理人のプロフィールは以下の通りです。
管理人さこんのプロフィール
- ランク375の火属性好き
- 高難易度HLソロ18枚羽達成(ルシファーHL全属性フルオート攻略達成済)
- 限界超越150達成済み十天衆×10人
- ルミナス武器は3種類所持(エレシュキガル・晩蝉&凱風絶刀)
- 極みスキン&十天光輝武器スキン全種取得済み
それでは解説していくぞ
結論
この記事の内容をまとめると
- 晩蝉(ひぐらし)はゴールドムーン150個と交換することで入手可能なルミナスシリーズの1種
- 剣豪のメイン武器としてかなり強力であり、被ダメージを風属性に変換する奥義効果は複数属性で攻撃してくる無属性ボスに有用
- 発動したCB数を+2する効果は水着ミリンやシオンなどとも相性抜群で高い奥義頻度でPT全体に強力なバフをかけ続けることも可能
- 晩蝉は奥義が主体の編成で輝くため、超短期戦のマルチバトル周回にはあまり向いていない性能となっている点は知っておきたい
- ルシファーHLなどの高難易度マルチバトルでは安定したフルオート討伐も可能になる
ルミナスシリーズ「晩蝉(ひぐらし)」の性能を確認!無属性相手で特に輝く刀武器
まずは、晩蝉の奥義効果から見ていきましょう。
晩蝉の奥義効果を解説
晩蝉の奥義効果は以下の通りです。
- 火属性キャラの被ダメージを風属性に変換奥義ダメージ極大
- 主人公に完全回避1回
- 火属性キャラの被ダメージを風属性に変換
奥義ダメージ極大
奥義ダメージが極大になっていることに加え、後ほど解説する英傑スキルのおかげでとにかく高い奥義ダメージを与えることができるのが特徴です。
特に防御係数の高いマルチボスなどに対してダメージが通りやすくなるのが利点ですが、一方で奥義特殊ダメージ上限が上がるわけではないため古戦場などでは660万ダメージ上限に達してしまい極大ダメージのメリットを感じにくいかもしれません。
奥義特殊ダメージ上限を上げるために、浴衣シルヴァの解放武器であるコルクバレットシューターがあるとより気持ちいいダメージを出すことができます。
主人公に完全回避1回
剣豪ジョブなどを使用する場合、おおよそ2ターンに1回の頻度で主人公が奥義を打つことができるようになります。
そのため、完全回避もかなりの頻度で付与され無属性ダメージなどの極一部を除いては主人公が受けるダメージは少なくなります。
限定キャラクターになりますが、クリスマスネモネの1アビで主人公にネモネを庇わせるムーブが強力です。
火属性キャラの被ダメージを風属性に変換
奥義発動ターンを含めて4ターンの間、火属性キャラクターの被ダメージを有利属性である風属性に変換します。この効果もかなり強力ですが、どちらかというと風属性マルチボスよりもルシファーHLやベルゼバブHL、スパバハと言った無属性ボス相手に輝く悩力です。
奥義だけでもかなりの能力を秘めた武器であることがわかりますね
晩蝉のスキルを解説
晩蝉は上限解放させることで3つのスキルを取得できます。1つずつ解説してきましょう。
虚蝉(うつせみ)
火属性のチェインバーストが発生時、チェイン数を+2してカウントすることができます。
具体的には2チェインであれば+2して4チェインに、3チェインであれば+2してOVERチェイン扱いとなります。
2チェインは複数キャラクターで発動させる必要はないため、1キャラクターが2回奥義を打つことでも問題なく4チェインとして扱われます。
そのため、剣豪ジョブやデュアルアーツを使用したクリュサオルなら主人公のみで4チェインを発動することも簡単です。
また、水着ミリンやシオンなどのチェインバーストの数に応じてバフがかかるキャラクターとは特に相性が良くなっています。
更に追加効果として味方全体にディスペルガード+弱体耐性UP効果に加えて、奥義ゲージ10%を付与することができます。
超越150オクトーを使用したことのある騎空士さんであれば、ディスペルガード+弱体耐性UP効果がどれほど強力かはご存知かと思います。
なお、FCゲージの増加量についてはあくまで実際に発動した奥義の数だけが対象となるため注意しましょう。
- 2チェ発動→虚蝉効果で4チェイン扱いに→発動した奥義回数は2回なのでFCゲージ増加は2連奥義分のみ(4回分増加にはならない)
奥義ゲージ10%UP効果のタイミングに注意!
晩蝉と無銘金重、どちらも奥義を打つことで味方全体に奥義ゲージを10%付与することができます。ただし、付与するタイミングがそれぞれ異なる点には注意が必要。
無銘金重は奥義効果に味方全体の奥義ゲージ10%付与が含まれるため、後続の味方が奥義を繋げやすくなります。
一方、晩蝉の奥義ゲージ付与タイミングはチェインバースト発動時となっています。そのため、「奥義発動4回」などの解除条件を持った予兆などは若干解除しにくい印象があります。
これによって、晩蝉が無銘金重の上位互換武器ではないということがわかります。
炎天の聯鎖(れんさ)
魔獄のエンブレムを付与した無銘金重と同等である、奥義ゲージ上昇量30%アップ効果を火属性キャラクターに付与します。
奥義発動効果の一つして発動する無銘金重と異なり炎天の聯鎖は常時発動しているという違いがありますが、晩蝉をメインに持つ場合は2ターンから3ターンに一度は奥義を打つことが可能なため使用感はかわりません。
紅蓮の英傑
奥義性能UP(大)+CB性能UP(大)効果を持つ紅蓮の英傑を持つのも晩蝉の特徴です。
神石+六龍石の加護効果UPの対象となるため、基本的に晩蝉はアグニス編成で使用することが前提となっています。
晩蝉の持つ奥義極大と相まって、火力の一端を担うことができるのは晩蝉の利点であり無銘金重では補えない部分の一つと言えます。
晩蝉と無銘金重、それぞれの違いは結局なんなんすかね?
そこで、2つの武器の特徴や性能を活かしやすい場面を以下の通り比較してみました。
ルミナスシリーズ晩蝉(ひぐらし)と英雄武器無銘金重(魔獄のエンブレム込み)を比較
晩蝉(ひぐらし)と相性の良いキャラクターや武器は?
せっかく取得したルミナスシリーズ、どうせならその性能を十二分に引き出してくれるキャラクターや武器と組ませたいもの。
管理人が試した中で、晩蝉と相性が良いと感じたキャラクターは水着ミリンです。
水着ミリンはキャラ&解放武器ともにどのジョブでも相性抜群!
水着ミリンは、奥義ダメージに加えてCB数に応じて味方全体を強化する効果を持ちます。
- 2チェイン発生時:奥義ゲージ10%UP/風属性ダメ20%軽減
- 3チェイン発生時:+クリティカル確率UP(倍率30%/発動80%)
- 4チェイン発生時:+弱体効果1つ回復
- Overチェイン発生時:+再生効果(最大1000回復)
晩蝉を採用した際のチェイン数は+2となるため、ほぼ4チェインまたはOverチェイン扱いとなり、上記のほとんどの強化効果を得ることができます。
また、剣豪と相性の良い奥義ゲージ最大値200を持つキャラクターであり、編成内の刀の数に応じて強化効果を得る点も見逃せません。
特殊技使用時に全体回復効果を持つ2アビが自動発動するのも嬉しいですね、水着ミリン自体にも回復上限UPを付与しておくとより長期戦で輝いてくれるでしょう。
晩蝉を採用した編成では、イクサバやオメガ刀など最大5本の刀武器と組み合わせることで最大効果を得ることができます。
なかでも水着ミリン自身の解放武器である「晴風番傘・花緑青」は、火属性でケアしにくい治癒を持った強力な武器なので、高難易度に挑む際は凸する価値が十分にある武器といえます。
晩蝉と相性の良いキャラ組み合わせ3選(主人公+水着ミリンを基軸)
刀得意キャラであるシオン&クリスマスカイン
- シオン(恒常キャラ)
- 水着ミリン同様、奥義ゲージ200持ちかつ編成内の刀数に応じて奥義効果や自己バフが強化される CB数に応じたバフも同様
- カイン(クリスマス)
- PTにいるだけで風属性ダメージを軽減する効果を持ち、強化効果数に応じて奥義効果が強化される効果も
全員が刀得意になるため、オメガ刀を採用したくなる編成です
奥義バースト効果と眉火効果が強力な浴衣シルヴァ&ウィルナス
- シルヴァ(浴衣)
- CB+2効果によってプロミネンスフレアが高頻度で発動し2アビのリキャストを短縮させて奥義回転率UP
- ウィルナス(リミテッド)
- シルヴァの後に編成することでサイレントエイム効果&眉焦効果を得ることができ、もともと高い火力が更に上昇
浴衣シルヴァのコルクバレットシューターも採用しやすくなるため、660万上限のあるマルチバトルで有用です
ほぼ毎ターンフルチェループが可能な浴衣イシュミール&ムゲン
- イシュミール(浴衣)
- 奥義効果によって2アビが自動発動し味方全体に奥義ゲージ10%UP付与、フルチェループに貢献する
- ムゲン(リミテッド)
- 奥義ごとに2アビ(ランダムバフ+味方全体に奥義ゲージ20%付与)がリキャストされるためフルチェループに貢献
ラーHLなどで有効な編成ですが、フルチェループにこだわるなら無銘金重の方が安定して発動可能です
晩蝉を採用した編成で共通しているのは、奥義が主軸となるためどうして討伐までに時間がかかる点です。
奥義硬直も存在するため、エレシュキガルのように短期戦での貢献度稼ぎにはあまり向いていない武器であるということは理解しておく必要があります。
極致の証を取得したクリュサオルのメイン武器としても晩蝉(ひぐらし)は強力!
極致の証コンテンツによって実装されたクリュサオルの新たなアビリティの中でも、CB数に応じてダメージ回数が増えるアストラシプテは晩蝉との相性が抜群です。
晩蝉の効果によってチェイン数が+2されることで、CB発生ごとに10回の追加アビダメが発生します。
追加アビダメはCB発生直後に発動するため、攻撃回数が予兆解除条件となるイーウィヤHL戦などでは特に強力です。
晩蝉は高難易度フルオートなんかでも使えたりするんすか?
このブログでは過去、火属性を使用したルシファーHLのフルオート討伐を達成しましたが、どうしても安定性に欠ける編成でした。
今回、メイン武器に晩蝉を採用した剣豪編成を使用することで以前よりも格段に安定したフルオート討伐を達成することができました。
晩蝉採用型ルシファーHL完全フルオート討伐編成
- 主人公(剣豪):無明斬/グラビティ/他心陣
- 水着ミリン
- 水着メドゥーサ
- クリスマスネモネ
- サブ:恒常バザラガ
- サブ:水着ミムルメモル
25%のゴフェルアーク対策として、全員の種族はバラバラにしています。
ミムルメモルは、1アビが終盤における擬似奥義バーストになるため採用しています。
- メイン武器:晩蝉
- ロード・オブ・フレイム×2
- イクサバ×2
- クリムゾンスケイル×2
- 晴風番傘・花緑青
- 滅尽剣(防御覚醒)
- ドラゴニックウェポン
奥義効果によって被ダメージを風属性に固定化できるため、終末武器よりもドラゴニックウェポンを入れて耐久力を上げるのがおすすめです。
速度は早くありませんが、約20分でフルオート討伐が完了しました。
なお、画像では羽ルートを採用していますが本体ルートでも討伐は可能です。
晩蝉(ひぐらし)の交換をおすすめできるのはどんな人?
※あくまで管理人の個人的な考えになります
- 晩蝉の交換をおすすめできる騎空士さん
- 火属性が大好きで、他のリミテッド武器などもある程度数を揃えている
水着ミリンなどのキーキャラクターをお迎えできていて久遠の指輪をあげることに抵抗がない
すでにエレシュキガルなどの汎用性の高いルミナスシリーズを取得している - 晩蝉の交換がおすすめできない騎空士さん
- 晩蝉を使用して超短期戦マルチバトルで青箱掘りなどをしたいと考えている
エレシュキガルなどの汎用性の高いルミナスシリーズを取得していない
なお、ルシファーHLやベルゼバブHLをフルオートでクリアしたい場合は、闇マグナ編成でも討伐が可能です
まとめ
この記事の内容をまとめると
- 晩蝉(ひぐらし)はゴールドムーン150個と交換することで入手可能なルミナスシリーズの1種
- 剣豪のメイン武器としてかなり強力であり、被ダメージを風属性に変換する奥義効果は複数属性で攻撃してくる無属性ボスに有用
- 発動したCB数を+2する効果は水着ミリンやシオンなどとも相性抜群で高い奥義頻度でPT全体に強力なバフをかけ続けることも可能
- 晩蝉は奥義が主体の編成で輝くため、超短期戦のマルチバトル周回にはあまり向いていない性能となっている点は知っておきたい
- ルシファーHLなどの高難易度マルチバトルでは安定したフルオート討伐も可能になる
管理人にとっては2個目となるルミナスシリーズ「晩蝉」ですが、奥義演出もカッコよくとても満足しています。
今後はぜひスパバハソロ討伐などにも挑戦してみたいですね(˶′◡′˶)
この記事が騎空士さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!