高圧ガス 製造保安責任者 丙種(特別)。
既に検定を通過している方にとっては最後となる、法令試験がついにやって参りますわ!
参考書を枕に泣いているそこの貴方、ここまできたら腹を括りなさいな。
高圧ガスの『法令』は、知識の量ではなく『試験作成者の底意地の悪いひっかけ問題』を見抜けるかで勝負が決まりますの。
わたくしが最後の総仕上げをして差し上げますわ!

セリア
絶対に騙されてはいけませんわ!『法令』4大ひっかけパターン
圧縮ガス?液化ガス?数字に惑わされてはいけませんわ!
現在の圧力が0.1メガパスカルの圧縮ガス(圧縮アセチレンガスを除く。)であって、温度35度において圧力が0.2メガパスカルとなるものは、高圧ガスである。(令和7年度 丙種化学特別 法令 問1.)
正解はこちら
正解は 【 ✕(誤り) 】 ですわ!
「35度」と「0.2メガパスカル」というキーワードだけを見て、「あら?条件を満たしているから〇(正しい)じゃないかしら?」なんてホイホイ騙された哀れな貴方、そこにお座りなさい!
試験作成者の思うツボですわよ!

よく問題文の主語をご覧になって? 設問が聞いているのは「圧縮ガス」のことですわ。
35度以下において0.2MPaで高圧ガスに該当するのは「液化ガス」の定義ですの!
「圧縮ガス」が35度において高圧ガスになるためには、【 1メガパスカル(1MPa)以上 】の猛烈なパワーが必要ですわ。
たった0.2MPaポッチのへなちょこ圧力では、高圧ガスの名誉ある称号は与えられませんの。
- 圧縮ガス = 35度で「1MPa」以上
- 液化ガス = 35度以下で「0.2MPa」以上
このように、数字だけを脳死で追っている受験生をササッと不合格にするのが、彼らの憎たらしい常套手段(ひっかけパターン)ですのよ。
主語が「圧縮ガス」なのか「液化ガス」なのか、試験当日は穴が開くほど問題文を睨みつけなさいませ!
保安技術管理者に必要となる免状…事業所の規模によって異なりますわ!
貯槽を設置して専ら充填を行う事業所に保安技術管理者を選定する場合、可燃性・毒性ガス及び酸素の高圧ガスの製造に関する所定の経験を有する者であれば、特別試験科目に関わる丙種化学責任者免状の交付を受けたものを選任することができる。(令和3年度 丙種化学特別 法令 問11.)
正解はこちら
正解は 【 ✕(誤り) 】 ですわ!
一般則が対象となる事業所に保安技術管理者を選定する場合は、「丙種」化学責任者免状では足りませんの。
その上の「乙種」または、最上位である「甲種」化学責任者免状が必要ですわ。
長々と書かれた設問の「丙種」という部分を見逃してしまうと、こちらも点数を落としてしまいがち。
設問では丙種でもOKかどうか?という聞かれ方をするので、ざっくりと以下のように覚えてしまうのが一番ですわね。
- 液石則対象事業所=丙種
- 一般則対象事業所=乙種・甲種
- コンビ則対象事業所=甲種

みのり

セリア
気密試験の圧力は?それっぽい数字にご用心ですわ!
高圧ガス設備の変更の工事後の完成検査において気密試験を行うときの圧力は、常用の圧力の1.1倍以上の圧力でなければならないと定められている。(令和5年度 丙種化学特別 問18.)
正解はこちら
/正解は 【 ✕(誤り) 】 ですわ!
気密試験を行うときの圧力は「常用の圧力以上」と定められておりますの。1.1倍というすごくそれっぽい数字に騙されてはいけませんわ!
いいですか、受験生の皆さん! “気密”試験は漏れを調べるものだから【常用の圧力以上】
逆に、破裂しないか強度を調べる“耐圧”試験が【1.5倍や1.25倍】(※認定設備などは1.1倍)なんですの!
- 💥 耐圧試験の圧力: 常用の圧力の1.5倍(または1.25倍)以上
- 🔒 気密試験の圧力: 常用の圧力以上(※倍率はつきませんわ!)
“気密は以上、耐圧は倍数”! これを頭に叩き込んでおけば、試験問題を作った性格の悪い出題者のド頭をブリバリに粉砕できますわよ! おーっほっほっほ!

みのり
どちらの試験も必ず【製造を開始する前】のタイミングで行うってこともチェックですね!

セリア
その通りですわ!(わたくしが言おうと思ったのに…)
開ける?閉める?高圧ガス設備弁の開閉は名前で覚えるのが楽ちんですわ!
高圧ガス設備の安全弁又は逃し弁に付帯して設けた止め弁は、修理又は清掃のため特に必要な場合を除き、常に全開しておかなければならない。(令和5年度 丙種化学特別 問19.)
正解はこちら
/正解は 【 〇(正しい) 】 ですわ!
安全弁や逃し弁の役割は、プラントや設備に異常な高圧が発生した際、自動でガスを放出して爆発を完全粉砕(防止)する、命綱とも言える超重要保安設備ですの。
もし安全弁の手前や後ろにある止め弁が閉まっていたら、いくら設備が高圧になっても安全弁にガスが届かず、機能しなくなってプラントが崩壊してしまいますわ!

ですから、「原則として常に全開(全開維持、ロックオープン)」が絶対の鉄則なのです。
【逃し弁】や【止め弁】というキーワードが出たら、迷わず全開を選択ですわ!
この設問は形を変えて、過去5年中4回も出題されている超ド級の王道問題ですの。ぜっっっっったいに覚えておくことですわ!

みのり
常に「全閉」しておかなくてはいけない。みたいな、ひっかけ問題にも注意ですよー!
まとめ(これだけはお忘れなく!)
- 圧縮ガス?液化ガス?数字に惑わされてはいけませんわ!
- 主語が「圧縮ガス」なのか「液化ガス」なのか、試験当日は穴が開くほど問題文を睨みつけなさいませ!
- 保安技術管理者に必要となる免状…事業所の規模によって異なりますわ!
- 一般則対象事業所では、丙種免状では不足…乙種・甲種が必要ですわ!
- 気密試験の圧力は?それっぽい数字にご用心ですわ!
- “気密試験は常用圧力以上、耐圧試験は倍数”! それぞれの試験で使われる圧力を覚えておきなさい!
- 開ける?閉める?高圧ガス設備弁の開閉は名前で覚えるのが楽ちんですわ!
- 【逃し弁】や【止め弁】というキーワードが出たら、迷わず全開を選択ですわ!

みのり
高圧ガス試験の本番まで、泣いても笑ってもあとわずかですねっ!
受験生のみなさん、ここまでの努力は絶対に裏切りません!

セリア
おーっほっほっほ! みのりの言う通りですわ!
みなさんの完全勝利の報告を、わたくしたちは首を長くしてお待ちしておりますわよーーーッ!!