デッキ構築型ローグライクカードゲームの金字塔『Slay the Spire(スレスパ)』。
そのボードゲーム版がクラウドファンディングに登場した際、国内ボードゲーム史上最高額を叩き出し、またたく間に伝説となりました。
デジタル版を何百時間も遊んだファンなら、誰もが一度は気になっているはず。
しかし、同時にこうも思うのでは…?
「定価27,500円は高すぎる…」
「1人で遊ぶならデジタル版で十分じゃない?」
この記事では、Slay the Spire The BoardGameに興味がありつつも購入に踏み切れない方の不安が解決できるように、実際に購入して遊んでいる管理人のリアルな感想を書いていきます。
デジタル版との決定的な違いをなるべくわかりやすくお伝えします!
この記事を読めば、あなたが「Slay the Spire The BoardGameをプレイすべきか」がハッキリ分かりますよ!
管理人はこんなスレスパプレイヤー
友人に勧められてボドゲカフェで初めてスレスパに触れたプレイヤー
デジタル版のプレイ実績はまだまだ少なめ
ボドゲ版の主な楽しみ方は相方との2人プレイ
好きな職業はウォッチャーとアイアンクラッド
先に結論から言うと、デジタル版とボドゲ版の違いは大きく分けて以下の5つ。
- 味方との協力プレイの有無
- 全体的な数値のデフレ
- 職業特有のギミック再設計
- ゴールドやショップの位置付け
- リアルなプレイコストの差

それでは見てきましょう!
『Slay the Spire The BoardGame』の概要をサクッと解説
まずは、本作の基本的なスペックを整理しておきましょう。
- プレイ人数: 1〜4人
- プレイ時間: 1レベルあたり1時間30分程度(レベル3まで完走するなら4時間〜5時間は見ておきたい)
- 対象年齢: 12歳以上
- 価格(定価): スタンダードエディション 27,500円(税込)
現在、一般流通しているのは「スタンダードエディション」です。
(※クラウドファンディングが主となる入手経路だった「コレクターズエディション」には、メタルコインやプレイヤープレイマットなどが同梱されていましたが現在は入手困難です)
なお、Slay the Spire The BoardGameは2027年に拡張セット「Down fall」が発売されることが決定しています。
先日までキックスターターが行われていたので、このタイミングで購入された方も多いかもしれませんね。

「Down fall」のキックスターターについては別の記事でも解説しています!
デジタル版スレスパとボドゲ版スレスパの決定的な違いを5つ解説!
Slay the Spire The BoardGame、独自のシステムを5つ解説します。特にアプリから入った人は必見ですね。
味方との協力プレイと「誰か1人でも死んだらゲームオーバー」の緊張感

- デジタル版
- デジタル版は自分1人だけの孤独な戦いです。その分いつでも自由に遊べる気軽さが魅力の一つ。
- ボドゲ
- 最大4人のパーティによる総力戦。
戦闘では全員の前にそれぞれ敵が出現してくるだけでなく、多くの敵が複数のミニオンを召喚してくるため協力必至。
ボドゲ版では「プレイヤーの誰か1人でもHPが0になったら全員即ゲームオーバー」というルール が存在します。
そのため、「どのミニオンを優先的に倒すべきか」、「どのくらいブロックを積めば良いのか」などをプレイヤー間で話し合いながらバトルを進める必要があります。
この過程がめちゃくちゃ楽しい!
ブロックが足りないプレイヤーにスキル効果でブロックを分け与えたり、最大火力が出せそうなプレイヤーをサポートして、敵に弱体効果を付与したり…
1人プレイでは絶対に味わえない感覚をボドゲ版では最大限楽しむことができます。
このワクワク感は、一度味わったら絶対に忘れることができないくらいの衝撃です!
アナログ化に伴う「全般的な数値の調整」
- デジタル版
- 例えばアイアンクラッドの初期HPは「80」であり「ストライク」は6ダメージ。筋力などで数値が大幅に上昇。
- ボドゲ
- 卓上の計算を快適にするため、全体的に数値が小さく。
例えばアイアンクラッドの初期HPはわずか「10」であり、「ストライク」は1ダメージ。
また、味方のブロックは最大20、筋力は最大8 などの上限が設けられ視覚的にもわかりやすい数字となっている。
また、デジタル版では1.5倍のダメージ効果をXターン継続した弱体などは、ボドゲ版では一律2倍のダメージに統一されています。
その分、効果を及ぼすのは次の1度の攻撃のみ。
アイアンクラッドなどの一撃が重いアタックとは相性が良いものの、サイレントのナイフなどとはあまり相性が良くありません。
もちろんエネミーのHPも調整されているので、視覚的にもわかりやすい数値になっているのが特徴です。
ボスのHPはプレイヤーの数によって増加するシステムに!

レベル1のボスであるスライムボスを例にあげるなら、
- ソロプレイ=HP22
- 2人プレイ=HP44
- 3人プレイ=HP66
- 4人プレイ=HP88
となる仕組み。圧倒的なHPを誇るボスを4人で同戦略を練って戦うかがボドゲ版の醍醐味の一つです。
ギミックの再設計(神聖スタンスの削除やなど)

- デジタル版
- ウォッチャーには「マントラ」と呼ばれるリソースを10貯めると,1ターンのみ強化される「神聖」スタンスが存在。
- ボドゲ
- ボドゲ版には「神聖」スタンス自体が存在せず、「冷静」「中庸」「憤怒」スタンスを行き来して戦う仕様に。
その分、「奇跡」と呼ばれる新たなメカニズム(所持していると追加効果があったり、消費してエナジーに変換可能)が存在。
奇跡自体はデジタル版にも存在しますが、ボドゲ版では独自のアイコンとして数の管理を行う仕組み。
また、ディフェクトのオーブについてもデジタル版ではスロットを順番に解放していく仕組みでしたが、ボドゲ版では好きなオーブを好きなタイミングで解放可能。
非常にわかりやすいギミックになっています。(デジタル版同様にスロット順に解放だとキューブの入れ替えがめちゃくちゃ大変!)
ゴールドやポーションの仕様とショップの概念

- デジタル版
- デジタル版はソロプレイなので当然ゴールドやポーションは自分管理。
- ボドゲ
- 仲間が存在するボドゲ版では、プレイヤー間でゴールドそのもののやり取りはできませんが買い物の費用の一部や全てを肩代わりしてあげることが可能です。レリックの中には「ゴールドを得ることができない」という効果のものもあるため、うまく協力できるとgood!
また、デッキ圧縮の手段として重要な「カード削除」は、デジタル版では回数を重ねるごとに費用が増加していきました。
一方でボドゲ版では何回カードを削除しても費用は一律3ゴールドとなっています。
ただし、全体的にデジタル版よりも1ゴールドの価値が増しているので一概に楽になったとは言い難いかも。
ボドゲ版に対するリアルなコスト(価格・プレイ時間・場所)の重さ
- デジタル版
- 価格は千円〜数千円。1プレイ1時間前後、スマホやPCがあればいつでもどこでも寝転がって遊べます。
- ボドゲ版
- 定価でも2万7500円〜3万9600円(税込)という非常に高額なゲーム。カード総数は800枚を超え箱も巨大。
初回はスリーブを入れるだけで3時間以上かかり、第3章クリアまでは約4-5時間 のまとまった時間と広いプレイスペースを占有。
なにより重要なのは、お金で買うことができないともにプレイする友人!
デジタル版はとにかく全てにおいてコストが軽いのが特徴です。
Steam版とアプリ版で価格は異なるものの、Sale時期などをうまく利用すれば1,000円前後で入手可能。
また、通勤・通学の間や隙間時間など手の空いた時にサクっとプレイできる気軽さも魅力的。
途中で中断することもできるので、いつでも即座に再プレイが可能な点も嬉しいですね。

デジタル版最強じゃん!

ぐぅの音も出ん…。
一方でボドゲ版はスタートにとにかく費用がかかる点が挙げられます。
スタンダード版本体だけでも27,500円とボードゲームの中でも超ヘビー級な価格をしているだけでなく、重さも場所も尋常じゃありません。


デカすぎんだろ…!
ボックスにはこれでもか!という種類のコンポーネントがぎっしりと詰まっています。
また、購入したからといってもすぐに遊べるわけではなく、800枚以上のカードへのスリーブ入れが必須。
しかも必要なスリーブはカードサイズやゲーム内での取り扱いによって種類が変わるため、複数種類を購入する必要があります。

片付けも大変だったり、プレイにもまとまった時間が必要だったり…
なにより一緒にプレイしてくれる友人を見つけるのが最も重要!
それでもっ…
コンポーネントを手に取った時のワクワク感や、強力プレイでボスを討伐できた時の達成感はデジタル版では味わえない感覚。
以上のことを踏まえて、Slay the Spire The BoardGameが向いている人・向いてない人を定めるなら、以下の通り。
【結論】スレスパ ボードゲーム版はどんな人におすすめ?
おすすめする人
- 『Slay the Spire』の世界観やシステムがとにかく大好きな人
- 一緒に重いボードゲーム(数時間かかるゲーム)を遊んでくれる固定の仲間がいる人
- 数多くのコンポーネントを展開できるスペースが自宅にある人(目安としては2人プレイで120cm×80cmのスペースは欲しい)
- 「相談しながら目標を達成する」協力型ボドゲが好きな人
おすすめしない人
- 完全に1人(ソロ)でしか遊ぶ予定がない人(※ソロなら安価なデジタル版をスマホやSwitch、PCで遊ぶ方がコスパが良いです)
- 気軽に集まれる同じ熱量を持った仲間がいない人
- 自宅にボードゲームを展開できるスペースが確保できない人

自宅にスペースはないけど、友達を一緒にプレイしてみたいなぁ…

一度、Slay the Spire The BoardGameに触れてみたい!という人はボドゲカフェに行ってみるのもあり!
「スペースはないけれど、絶対に一度は友人とプレイしてみたい!」
そんな人に心からおすすめしたいのが、「ボードゲームカフェ(ボドゲカフェ)」を利用することです!
ボドゲカフェをおすすめする理由はたくさん。
- 圧倒的な広さ: 大きな専用テーブルで、Slay the Spire The BoardGameのコンポーネントをのびのび広げてプレイできます。
- 購入・持ち込み不要: お店に置いてあれば、重い箱を持ち運ぶ必要も高額な購入費用もかかりません。
- ルール解説(インスト)の手助け: スタッフがルールを教えてくれるお店なら、初めてでもスムーズに始められます。
ドリンクを片手に、仲間と「次のターン、どうする?」「その遺物(レリック)強いね!」とワイワイ相談しながら進めるマルチプレイは、デジタル版では味わえない最高の体験です。
スペース問題で諦めるのはもったいない!ぜひ週末は友達を誘って、近くのボドゲカフェへ出かけてみませんか?

多くのボドゲカフェにSlay the Spire The BoardGameは置いてありますが、しっかり事前確認しましょう!
まとめ
Slay the Spire The BoardGameとデジタル版の違いは大きく分けて以下の5つ。
- 味方との協力プレイの有無
- 全体的な数値のデフレ
- 職業特有のギミック再設計
- ゴールドやショップの位置付け
- リアルなプレイコストの差
特に重要な違いとなるのが⑤のリアルコスト。
ただ、以下の項目に当てはまる人には絶対お勧めできるのも事実。
- 『Slay the Spire』の世界観やシステムがとにかく大好きな人
- 一緒に重いボードゲーム(数時間かかるゲーム)を遊んでくれる固定の仲間がいる人
- 数多くのコンポーネントを展開できるスペースが自宅にある人(目安としては2人プレイで120cm×80cmのスペースは欲しい)
- 「相談しながら目標を達成する」協力型ボドゲが好きな人
そんな人におすすなのが、「ボードゲームカフェ(ボドゲカフェ)」を利用することです!
- 圧倒的な広さ: 大きな専用テーブルで、Slay the Spire The BoardGameのコンポーネントをのびのび広げてプレイできます。
- 購入・持ち込み不要: お店に置いてあれば、重い箱を持ち運ぶ必要も高額な購入費用もかかりません。
- ルール解説(インスト)の手助け: スタッフがルールを教えてくれるお店なら、初めてでもスムーズに始められます。
まずは気の会う友人や仲間と一緒にお近くのボドゲカフェで、Slay the Spire The BoardGameを体験してみてはいかがでしょうか。
このブログでは今後もSlay the Spire The BoardGameを100倍楽しめるような記事を書いていきますので、応援いただければ嬉しいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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